6
議会事務局出席職員 西山議会総務課長補佐
7
参考人
新
日本婦人の
会京丹後市部 松村 知恵乃 氏
峰山町荒山2246番地
8
会議に付した事件
付託議案審査
・
陳情第26号の1
下水道使用料、
し尿処理手数料等の大幅な
料金値上げを
しないことを求める
陳情書
9 議事
開会 午前10時40分
○(
三崎委員長) ただいまから
産業建設常任委員会を開催します。
会議録署名委員に
吉岡豊和委員を指名いたします。
本日の
会議につきましては、
付託議案審査、
陳情第26号の1
下水道使用料、
し尿処理手数料等の大幅な
料金値上げをしないことを求める
陳情書について
審査をいたします。
参考人として
松村知恵乃氏より出席いただいており、また傍聴の許可の申し出がありましたので許可いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
それでは入室をお願いします。
○(
三崎委員長) それでは、
審査に入ります。本
陳情に対して、
参考人として
松村智恵乃さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
それでは、
陳情の
趣旨について
説明をお願いいたします。
○(
松村参考人) 本日は
皆さん、
大変お忙しい中を、私達の
陳情に対しまして、
意見を述べる機会を与えてくださいましてありがとうございます。
私は新
日本婦人の会の
松村知恵乃と申します。
新
婦人の
自己紹介をしておかないと
皆さん解っていただいてないかなと思うのですけど、新
婦人と言いますのは
全国組織ですべての行政区に支部や班を持って
活動しています。49年の歴史を歩んでいまして、来年は創立50周年を迎える
団体です。
女性と子どもの幸せ、それから平和や
暮らしを守るということを目的にして草の根の
活動をやっております。今、国連のNGOの
団体でもあります。そういうことですのでよろしくお願いいたします。
私達は家計を預かる
主婦が大半を占めているという
関係から、
生活に最も密着した、今回の
公共料金の
値上げ、これに対しては本当に、もうほっておけないと、や
むにやまれぬ気持ちを
議員の皆さまに
是非お伝えしたいということで
陳情書を出させていただいておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、
陳情の
趣旨を述べさせていただきたいと思います。
中山市長さんは
審議会の
答申を受けて来年4月分から
下水道使用料を14.4%
値上げをするということを、9月
議会に提案されています。しかも
審議会の
答申を尊重して、今回にとどまらず、10年間で3年ごとの
見直しを行うということも
説明されています。各
審議会での
市長さんが求めた諮問とその
説明では、厳しい市の
財政状況から、
施設改修費や
借金返済に、これ以上持ち出す
お金はないということが
前提となっており、
利用者の
負担のあり方を問うという
内容になっています。結果的には
利用者のみに
負担を求めざるを得ないという
答申となっております。
京丹後市の一人
当たりの
平均所得は、今187万円と、
府下の
最低の
所得水準で、
貧困と
格差が広がっています。そんな中で、昨年の
国民健康保険税が17.5%の
値上げ、また今年は
簡易水道料金が
値上げされるなど、相次ぐ
公共料金の
値上げで、
市民の
暮らしは本当に大変になっているのです。今回の
値上げが実施されますと、この
料金値上げで、
市民には大幅な
負担が増えることになると思います。
私達は、先日、
陳情書をお持ちした時にも、
署名を1,700筆あまりお届けしておりますが、今3,000を超えて、現在続行中であります。
そういう
活動の中で、
市民の中には
値上げをするということを全く知らないという
人達がたくさんおられるというのを、私達も驚いている。それが
実態です。
今、
丹後の
皆さんの
暮らしというのは私達も含めて本当に大変になってきていると、特に
老人家庭なんかは、非常に苦しい
状況というのを口々に訴えられる方がたくさんおられまして、
下水道料が、とても高くて、使った
水道料から、そのまま跳ね返って
下水道料にいくとは知らなかったと、もうびっくりしたということで、お
風呂の回数を減らして、入るのを3日に1回くらいにしているという人もありますし、同じお水を、2日か3日かけて使っているというふうに、そういう
節約をしておられる人もいるのです。
それからスーパーには、できるだけ夕方に買いに行くと、夕方に行けば
値段がとても下がってくる。それを見計らって買いに行く、そうすれば水も
節約出来るし、ガスや
調味料もいらないし、とても
節約出来ると、2人くらいの家族になったら、それくらいしないと
生活を守れないという
人達がたくさん増えてきているのも
実態なのです。
また
下水道につなぎたいという
人達はたくさんいるのだけれど、つなぎたいのだけど、今の
状況ではつなげないと、そんな
お金は出てこないという
人達。またお
年寄り家庭では、この家を継いでくれるというものがいない、帰って来られないという
状況の中で、もう投資するということが、
自分達の老後のことを
考えても、もう
お金を使えないということで、
し尿汲み取りでお世話になるしかないなという
人達もあります。一人
暮らしの
人達は先がないし、そんなことは
考えられないというふうに先の不安を
感じておられますし、大きな
お家に
暮らしておられる方でも、家が古い分、この
水回りをさわったら、どれほど
お金がかかるのだろうということで、怖くて手がつけられない、そういう相談に乗ってくれるところもないというふうに思っておられる人もいましたし、お屋敷が広すぎて、外回りの
工事だけでもどれだけ
お金がかかるのだろうと言っておられる人もいます。
また、若い
人達の中には30万円も
接続費がいるということはどうなっているのか、もっとここが安かったらなという話もあります。特に十数年前に
お家を建てられたような
人達は大きな
借金をして
ローンを組んで、毎月毎月その
ローンの
返済でとってもそこに手が回らない、家の
ローンがほぼ返る
状況になったら
考えなければいけないけれど、家が古くなるだろうなというようなことを言っておられる
人達があるのです。
これは一部の話ですけど、こういうのが今の
市民の
実態だと思うのです。
年金は下がったし、
国保料は上がった、今度、
下水道まで上がるのかということでは、本当につなぎたいなと思っている人でも、どれ位かかると聞くのが結構あるのですね。その
値段を聞いて、それはとても出来ないなという
返事が返ってくるというのもありますし、こんなことで、この
値上げをして、本当に
接続の増加が出来るのかなということを、私達はすごく思います。
それは
署名の中でいろいろな出た
意見だとか、私達が日常に聞いていることを、今述べましたけれど、
中山市長は
下水道への
接続を進める抜本的な
対策を行ってほしいと思うのです。そして
水洗化率を向上させて、
下水道の会計の改善を図る。このことを
是非にやっていただきたい。
特に
接続が可能になった
区間に関しては、もっと丁寧な、ここからここまでの
区間は
接続が可能になりましたよということを、その
地域の
人達に
説明をされるということが、非常にないような気がしているので、そういうことは
是非やってほしいなと思っていますし、また徹底して
行財政の無駄を省いて
不要不急の
事業の
見直しを行って、財源を確保してほしい。これは市の
仕事だというふうに私達は思っています。
今回の、
下水道の
使用料の
値上げを抑えて、
市民の
暮らしを守っていただきたいというふうに思いますし、なぜ、
府下で
最低の
所得だと言われているここで、
府下最高の
料金ということを、公然と言っておられるようですけれども、そういうことになるのでしょうか。
森本工業団地などが放置されていることを見ても、この
値上げは、私達には絶対に理解出来ない
内容だと思います。
是非、ここにお集まりの
京丹後市議会の
皆さんが、今、
継続審査になっているこの
値上げ案に対して、本当に
市民の
暮らしを守る立場から、大幅な
値上げへの
チェック機能をはたしていただいて、
議会での論議を十分に努めていただきたいということを思いますし、この町で本当に生きてゆきたいと、必死で頑張っている
人達がたくさんおられるのです。
市民の願いに本当に答えてくださることを、
議員の
皆さんにお願いするために、今日は来させていただいております。このことを切望して、
趣旨説明とさせていただいます。
陳情項目は
下水道使用料の14.4%もの大幅な
値上げ、これをしないでくださいということです。どうぞよろしくお願いします。
○(
三崎委員長) ありがとうございます。それでは、ここから
質疑に移ります。ただいまの
趣旨説明につきまして
質問がある方はよろしくお願いします。
足達委員。
○(
足達委員) はい。
足達と申します。今、ご
説明いただきました、
趣旨については、非常によく理解は出来るものだと思っております。この中で、
陳情項目で、今もおっしゃっておられましたけれど、大幅な
値上げをしないでくださいとなっているのですけれど、小幅な
値上げについてはかまわないという
考え方でしょうか。
○(
三崎委員長)
松村参考人。
○(
松村参考人) 小幅ならいいかと、
先ほども聞かれたのですが、小幅でも本当は困るのです。ただ、私達が大幅なという表現をしたのは、やっぱり10%も超えて
値上げをするということは、私達の
生活感情からいって、間違いなく大幅だったものですから、大幅と書きましたけれど、今回の
値上げということで訂正させてください。
○(
三崎委員長)
足達委員。
○(
足達委員) それでは、
水道料金の
値上げが、例えば一般の普通の
家庭が24
立米を使用した場合に480円
値上げと
答申であったと思いますけど、確かに14.4%と
値上げ幅としては非常に大きいと当然、
感じますよね。
金額としては480円、
月平均として、
月額は4、000円弱という
数字になるのですが、それも非常に大きいとお
考えですか。
○(
三崎委員長)
松村参考人。
○(
松村参考人)
金額で示されますと、わりと、
自分達の小銭を出せばという
感覚になるのですけれども、やっぱり去年の
国保料もそうですけれど、本当に
年金は下がった、とられるものは上がったという
状況の中で、今、480円とおっしゃいましたけれども、24というこの
数字では、普通の
家庭は
平均すると、こういうことになるのですね。
今回の
値上げに対しては、
是非とも上げないでください。という思いを、
是非お伝えしたいということです。
○(
三崎委員長) 他に。
松本聖司委員。
○(
松本聖司委員) 今日は
お忙しいところありがとうございます。
松本と申します。何点かお聞きかせください。
最初に、
平均所得187万円の話です。
議会でもよく出ていますので、
京都市の
市内を中心とした南部との
格差が高いということは皆が承知しているとこなのですが、具体的にこの187万円がどういうところから出てきた
数字なのか教えていただけますでしょうか。これが
一つです。
二つ目ですが、
先ほど、
接続地域に、加入が出来るような手続きに丁寧な
説明をというような
お話をしていただきましたけど、それ以外に、抜本的な
対策というような
お話をおしゃっておられるので、もし、こういうことをやってほしいということがありましたら、お聞かせいただけますでしょうか。
後もう
一つは、徹底した
行財政の無駄を省いて
不要不急の
事業の
見直しをという、具体的な
意見ということになると思うのですが、
参考人がお
考えになる無駄を省くということが、具体的なご
意見やお
考えがあったら、もう少し詳しい
内容をご
説明いただけますでしょうか。以上三点を。
○(
三崎委員長) はい、三点。
松村参考人。
○(
松村参考人) 私達はあくまで、
生活をしている、
女性団体でありまして、専門的なことはわかりませんが、この187万円の
所得は、府の
統計の中で出されているもので見たので、ありましたね。私が調べたわけではないですが、それは、
京丹後市の
所得の
平均ということで認識しています。
○(
三崎委員長) 暫時
休憩します。
午前10時58分
休憩
午前11時00分
再開
○(
三崎委員長)
松村参考人。
○(
松村参考人)
京都府の
資料に基づいて、私は言わせていただきましたので、そんな、
議員でもありませんし、詳しいことを自らが調べたわけではありませんので、そこのところはご了解いただきたいと思います。
それから、丁寧な
説明と私は言いましたけど、本当に、つなぎたいなと思っている人もあるのですけど、私
自身も
工事が終わって、いつから出来るのだろうねということをずっと言っていたのです。でも、何もなくて、つなげるらしいという
感じで、家は訳があって早くしたい、さわりたいことがあったから、この際してしまえというので、市へ問い合わせましたら、出来ますよという
返事で、すぐに着工したのですが、ご近所の人も、なら家もしようかなということで、出来るのかなと言う
感じだったのです。
だから、もう少しわかりにくいような山や川の地図がついて、ここからここまで
供用開始になりましたという広報が
峰山でもあったが、そんなものではなくて、例えば、ここの
公民館から、お寺までの
区間は出来ますよというような丁寧な区域の
説明がされたら、もっと
接続される人はあるのではないかなというふうには思うのです。そういうことを私は
感じていますので、ちょっと言ってしまいました。
それから、
不要不急、難しいことを言われるのですけれど、私達も本当に、今、
市民が困っているのに、なぜ、生きてゆく故で、水を使えば
下水に流れますよね、
生活すれば、絶対に
下水に行くわけですから、
最低の人でも、どんな
暮らしをしていてもいる
お金のところで、どうしてこんな
値上げをするのだろうということが、なかなか納得の出来ないところです。
そしてかたや、この間、
森本の
工業団地も見に行きましたけれども、本当に、あれほどのものが、大きな
お金をつぎ込んで造成出来ているのに、そのまま放置されている。こういうことが本当に優先されることだったのだろうかと、怒りがメラメラときましたね。そういうことを市も
市長さんも
考えてもらわないとだめだけれど、
議員の
皆様にも、今本当に急ぐことなのかということをチェックしていただきたいということを、言いたいなというふうに思っております。
○(
三崎委員長)
松本聖司委員。
○(
松本聖司委員) 私が聞かせていただいた
趣旨はですね、
主婦の目線で、具体的に要求であったり、無駄な
財政を抑制するということで、ご
意見があれば頂戴したいなということで聞かせていただいたわけでございます。具体的な話もいただきました。ありがとうございました。
○(
三崎委員長) はい、他に。
松本経一
委員。
○(
松本経一
委員) 私、
松本というものです。同じ
松本ですが、私は大宮町の
松本です。今日は
ご苦労様です。
市民、誰でも、
公共料金が上がるのは賛成と言う人はいないと思うのです。誰だって安いほうがいいと思いますし、もっと安くならないかと思う人もあると思うのです。実際に
公共料金以外でも、お店に売ってある
食料品も下がっていくと、安いほうがいいというのは、人間の
当たり前の
感覚なので、安いほうがいいと思うのですけど、
値上げをしないでいただきたいという
陳情の
趣旨は、これを読んで本当にその通りということはよくわかりますし、正直な
市民の本当に
当たり前の
感情だと思うのです。
ただ一方で、市の
財政をどうみるかというのが、背中合わせにあるのですけど、合併をして、ある
地域では、
値段が下がった町もありましたし、逆に上がった町もある中で今の
金額があるのですけれど、まず、今の
金額そのものが、やむを得ない
金額だなというお
考えなのか、今の
金額そのものが高いという声も実はあるわけですよね。例えば
弥栄町
あたりは、旧
弥栄町時代には、
資料によりますと30
立米の場合には3、000円、
月額。今は4,180円ですので、月千円以上、上がったわけですよね。
弥栄町の方からすると、今の
金額そのものが高いのだという
意見もあります。そうすると、
値上げどころか
値下げをしてという
意見が
弥栄の方からはあってしかるべきなのかなというふうにも思うわけですが、今回は
値上げをしないということの
陳情なのですけど、今の
地域からは
値下げをするべきではないかという声も、あったのではないかと思うのです。
今回、新
日本婦人の会という
団体の中で、いろいろと聞き取りとか、いろいろな声を聞かれた中で、
値下げをすべきという
意見があったのかなかったのか、その
あたりはどうなのでしょうか。
○(
三崎委員長)
松村参考人。
○(
松村参考人) 具体的に
値下げをしてくださいというというのは、私個人は聞いていないです。
署名行動をする中で、皆から聞いたわけではないです。私が聞いたものとか、部分的に聞いたものなので、
値下げをしてほしいというのは、具体的には、私
自身は聞いておりません。
ただ、今が妥当かどうかという点については、
水道料金は本当に高いというのが、
皆さん、
水道料は今までずっと払ってきていますよね。だからそれでも、水も高いものなのだな、でも
節約しながら
暮らしてきている。ところが
下水道は
水道を使っただけと同じ、
金額が変わる、単価が変わるだけでというだけで、本当に高いなと思うのです。
だから
下水にいかない水も、
水道を使えば
下水道に跳ね返ってくるのですね。私なんかは知らないものですから、外でいっぱい洗い物をしたり、もちろん洗車をしたり、それから菜園の水撒き、お
野菜作りから、果ては公園の花の水やりまでやっていたのです。つないだすぐは本当にびっくりで、一体これはどうしたことなのだ、と思って初めて、ああ、そういうふうに計算するのかと、認識が甘いというか、結構、そういう甘い
人達が多いと思うのです。
料金の請求がきて初めて、ええっということになって、その
人たちの中に
風呂水を二、三日は使おうとか絶対に洗濯には
風呂水を使うとか、いろんな
節約が生まれてきているのです。
だから外のメーターはもう少し
説明をして、外で使う水は別に
下水道に跳ね返らないようにするようなことは、もっときちんと
説明がいただきたいなと思っています。
○(
三崎委員長)
松本経一
委員。
○(
松本経一
委員) 近隣の町との
比較などの
資料はお持ちでいらっしゃるでしょうか。
(「これで見せていただきました。」との声あり)
この関連のことでございます。町によっては、
し尿と
下水は
料金の計算の仕方が違うので、それ
前提に聞きますけれど、町によっては
工事に
大変お金がかかる町があるわけです、
大変エリアが広いとか、管が大変な
工事になるということで、
下水の
工事をするには大変に
お金がかかるということで、町によって
料金の差があるということは
ご存知かと思うのです。
比較表を用い、ということですので、よその町それぞれで、いろいろな
料金体系で
下水道を運営していると思うのですが、
先ほどの
質問とダブルのですが、
京丹後市はその中で、この辺の位置かなというのを見られたと思うのですね、今の
金額が。よその自治体に比べてどのように思うでしょうか。今のを含めて。
先ほどは合併する前の
弥栄町とその他の町と違って、
市内での
金額が妥当かどうかと、お
考えを聞いたのですが、今回はよその町と比べて、例えば与謝野町、宮津市、あるいは福知山、
南丹という
資料をお持ちだと思うのですけど、その
あたりと比べて、どのようにお
考えかご
意見いただけたら。
○(
三崎委員長)
松村参考人。
○(
松村参考人)
専門家でもありませんし、
議員でもありませんので、十分に勉強しておりませんが、この
資料は見せていただいておりますが、よそと比べてどうこうということではなくて、私達が今日、
陳情させていただいているのは、この町で
暮らして、私達の
生活から
考えて、この
値上げは、やっぱり高いです、やめてくださいということを
陳情させていただいていますので、そういう、深い
質問は
是非遠慮ください。
○(
三崎委員長) はい。他に。
吉岡委員。
○(
吉岡委員)
吉岡です。
ご苦労様です。
陳情趣旨の中ほどにあります、
所得の
平均は府の
統計という話ですけど、
貧困と
格差が広まっていますとなっておりますけど、この辺の具体的な
内容がわかれば。
(「ちょっと、わかりにくい」と声あり)
質問ですか。この
陳情趣旨の中に
京丹後市の一人
当たりの
平均所得は187万円と
府下で
最低の
所得水準で
貧困と
格差が広まっていますと書かれておられますけど、
先ほど所得の
関係は府の
統計ということは言われましたのですけれど、この
貧困と
格差が広まっていますという具体的な事例がありましたら、お尋ねしたいと思いますけど。
○(
三崎委員長)
松村参考人。
○(
松村参考人) 多分、
議員の
皆様のほうがよく
ご存知だろうと思うのですが、本当に今、
丹後では、生きてゆくことが、本当に困難だという
人達が確かにいるのです。本当にわずかな
年金で、一生懸命
暮らしているけど、この先、今は大病していないけど、もし病気をしたらどうなるのだろう、というふうに思って
暮らしている
人達が、本当に私達の周りにはたくさんおられるのです。
若い
人達は
仕事がない。そういう
状況の中で、子育ても大変という
状況が続いていますし、非常に一般的な言い方かもしれませんけど、
一定量、
生活水準の高い
人達もいることもありますから、そういう
格差というふうな言葉を使っていますけれども、こういうふうに貧富の差が広がっている、上はそんなにないかもしれないけれど、底辺が増えているということをお伝えしたいというふうなことです。
○(
三崎委員長) 他にどうぞ。
ありませんか。ないようですので、これで
参考人に対する
質疑を終了いたします。
ご苦労様でした。暫時
休憩します。
午前11時15分
休憩
午前11時18分
再開
三崎委員長 これで本日の
委員会を終了いたします。
ご苦労様でした。
閉会 午前11時19分