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平成23年総務常任委員会(12月 6日)
平成23年産業建設常任委員会(12月 6日)

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  1. 京丹後市議会 2011-12-06
    平成23年産業建設常任委員会(12月 6日)


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    平成23年産業建設常任委員会(12月 6日)   ───────────────────────────────────────────                産業建設常任委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成23年12月6日(火曜日)       開会 午前10時40分       閉会 午前11時19分  2 開催場所 京丹後市役所 302会議室  3 出席委員 三崎委員長、中村副委員長足達委員大同委員田中委員         松本経委員松本聖司委員吉岡豊和委員  4 欠席委員 なし  5 会議録署名委員 吉岡豊和委員
     6 議会事務局出席職員 西山議会総務課長補佐  7 参考人       新日本婦人会京丹後市部 松村 知恵乃 氏               峰山町荒山2246番地  8 会議に付した事件   付託議案審査   ・陳情第26号の1 下水道使用料し尿処理手数料等の大幅な料金値上げを            しないことを求める陳情書  9 議事                              開会 午前10時40分 ○(三崎委員長) ただいまから産業建設常任委員会を開催します。会議録署名委員吉岡豊和委員を指名いたします。  本日の会議につきましては、付託議案審査陳情第26号の1 下水道使用料し尿処理手数料等の大幅な料金値上げをしないことを求める陳情書について審査をいたします。参考人として松村知恵乃氏より出席いただいており、また傍聴の許可の申し出がありましたので許可いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) それでは入室をお願いします。 ○(三崎委員長) それでは、審査に入ります。本陳情に対して、参考人として松村智恵乃さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。  それでは、陳情趣旨について説明をお願いいたします。 ○(松村参考人) 本日は皆さん大変お忙しい中を、私達の陳情に対しまして、意見を述べる機会を与えてくださいましてありがとうございます。  私は新日本婦人の会の松村知恵乃と申します。  新婦人自己紹介をしておかないと皆さん解っていただいてないかなと思うのですけど、新婦人と言いますのは全国組織ですべての行政区に支部や班を持って活動しています。49年の歴史を歩んでいまして、来年は創立50周年を迎える団体です。女性と子どもの幸せ、それから平和や暮らしを守るということを目的にして草の根の活動をやっております。今、国連のNGOの団体でもあります。そういうことですのでよろしくお願いいたします。  私達は家計を預かる主婦が大半を占めているという関係から、生活に最も密着した、今回の公共料金値上げ、これに対しては本当に、もうほっておけないと、やむにやまれぬ気持ち議員の皆さまに是非お伝えしたいということで陳情書を出させていただいておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、陳情趣旨を述べさせていただきたいと思います。中山市長さんは審議会答申を受けて来年4月分から下水道使用料を14.4%値上げをするということを、9月議会に提案されています。しかも審議会答申を尊重して、今回にとどまらず、10年間で3年ごとの見直しを行うということも説明されています。各審議会での市長さんが求めた諮問とその説明では、厳しい市の財政状況から、施設改修費借金返済に、これ以上持ち出すお金はないということが前提となっており、利用者負担のあり方を問うという内容になっています。結果的には利用者のみに負担を求めざるを得ないという答申となっております。  京丹後市の一人当たり平均所得は、今187万円と、府下最低所得水準で、貧困格差が広がっています。そんな中で、昨年の国民健康保険税が17.5%の値上げ、また今年は簡易水道料金値上げされるなど、相次ぐ公共料金値上げで、市民暮らしは本当に大変になっているのです。今回の値上げが実施されますと、この料金値上げで、市民には大幅な負担が増えることになると思います。  私達は、先日、陳情書をお持ちした時にも、署名を1,700筆あまりお届けしておりますが、今3,000を超えて、現在続行中であります。  そういう活動の中で、市民の中には値上げをするということを全く知らないという人達がたくさんおられるというのを、私達も驚いている。それが実態です。  今、丹後皆さん暮らしというのは私達も含めて本当に大変になってきていると、特に老人家庭なんかは、非常に苦しい状況というのを口々に訴えられる方がたくさんおられまして、下水道料が、とても高くて、使った水道料から、そのまま跳ね返って下水道料にいくとは知らなかったと、もうびっくりしたということで、お風呂の回数を減らして、入るのを3日に1回くらいにしているという人もありますし、同じお水を、2日か3日かけて使っているというふうに、そういう節約をしておられる人もいるのです。  それからスーパーには、できるだけ夕方に買いに行くと、夕方に行けば値段がとても下がってくる。それを見計らって買いに行く、そうすれば水も節約出来るし、ガスや調味料もいらないし、とても節約出来ると、2人くらいの家族になったら、それくらいしないと生活を守れないという人達がたくさん増えてきているのも実態なのです。  また下水道につなぎたいという人達はたくさんいるのだけれど、つなぎたいのだけど、今の状況ではつなげないと、そんなお金は出てこないという人達。またお年寄り家庭では、この家を継いでくれるというものがいない、帰って来られないという状況の中で、もう投資するということが、自分達の老後のことを考えても、もうお金を使えないということで、し尿汲み取りでお世話になるしかないなという人達もあります。一人暮らし人達は先がないし、そんなことは考えられないというふうに先の不安を感じておられますし、大きなお家暮らしておられる方でも、家が古い分、この水回りをさわったら、どれほどお金がかかるのだろうということで、怖くて手がつけられない、そういう相談に乗ってくれるところもないというふうに思っておられる人もいましたし、お屋敷が広すぎて、外回りの工事だけでもどれだけお金がかかるのだろうと言っておられる人もいます。  また、若い人達の中には30万円も接続費がいるということはどうなっているのか、もっとここが安かったらなという話もあります。特に十数年前にお家を建てられたような人達は大きな借金をしてローンを組んで、毎月毎月そのローン返済でとってもそこに手が回らない、家のローンがほぼ返る状況になったら考えなければいけないけれど、家が古くなるだろうなというようなことを言っておられる人達があるのです。  これは一部の話ですけど、こういうのが今の市民実態だと思うのです。年金は下がったし、国保料は上がった、今度、下水道まで上がるのかということでは、本当につなぎたいなと思っている人でも、どれ位かかると聞くのが結構あるのですね。その値段を聞いて、それはとても出来ないなという返事が返ってくるというのもありますし、こんなことで、この値上げをして、本当に接続の増加が出来るのかなということを、私達はすごく思います。  それは署名の中でいろいろな出た意見だとか、私達が日常に聞いていることを、今述べましたけれど、中山市長下水道への接続を進める抜本的な対策を行ってほしいと思うのです。そして水洗化率を向上させて、下水道の会計の改善を図る。このことを是非にやっていただきたい。  特に接続が可能になった区間に関しては、もっと丁寧な、ここからここまでの区間接続が可能になりましたよということを、その地域人達説明をされるということが、非常にないような気がしているので、そういうことは是非やってほしいなと思っていますし、また徹底して行財政の無駄を省いて不要不急事業見直しを行って、財源を確保してほしい。これは市の仕事だというふうに私達は思っています。  今回の、下水道使用料値上げを抑えて、市民暮らしを守っていただきたいというふうに思いますし、なぜ、府下最低所得だと言われているここで、府下最高料金ということを、公然と言っておられるようですけれども、そういうことになるのでしょうか。森本工業団地などが放置されていることを見ても、この値上げは、私達には絶対に理解出来ない内容だと思います。  是非、ここにお集まりの京丹後市議会皆さんが、今、継続審査になっているこの値上げ案に対して、本当に市民暮らしを守る立場から、大幅な値上げへのチェック機能をはたしていただいて、議会での論議を十分に努めていただきたいということを思いますし、この町で本当に生きてゆきたいと、必死で頑張っている人達がたくさんおられるのです。市民の願いに本当に答えてくださることを、議員皆さんにお願いするために、今日は来させていただいております。このことを切望して、趣旨説明とさせていただいます。陳情項目下水道使用料の14.4%もの大幅な値上げ、これをしないでくださいということです。どうぞよろしくお願いします。 ○(三崎委員長) ありがとうございます。それでは、ここから質疑に移ります。ただいまの趣旨説明につきまして質問がある方はよろしくお願いします。足達委員。 ○(足達委員) はい。足達と申します。今、ご説明いただきました、趣旨については、非常によく理解は出来るものだと思っております。この中で、陳情項目で、今もおっしゃっておられましたけれど、大幅な値上げをしないでくださいとなっているのですけれど、小幅な値上げについてはかまわないという考え方でしょうか。 ○(三崎委員長) 松村参考人。 ○(松村参考人) 小幅ならいいかと、先ほども聞かれたのですが、小幅でも本当は困るのです。ただ、私達が大幅なという表現をしたのは、やっぱり10%も超えて値上げをするということは、私達の生活感情からいって、間違いなく大幅だったものですから、大幅と書きましたけれど、今回の値上げということで訂正させてください。 ○(三崎委員長) 足達委員。 ○(足達委員) それでは、水道料金値上げが、例えば一般の普通の家庭が24立米を使用した場合に480円値上げ答申であったと思いますけど、確かに14.4%と値上げ幅としては非常に大きいと当然、感じますよね。金額としては480円、月平均として、月額は4、000円弱という数字になるのですが、それも非常に大きいとお考えですか。 ○(三崎委員長) 松村参考人。 ○(松村参考人) 金額で示されますと、わりと、自分達の小銭を出せばという感覚になるのですけれども、やっぱり去年の国保料もそうですけれど、本当に年金は下がった、とられるものは上がったという状況の中で、今、480円とおっしゃいましたけれども、24というこの数字では、普通の家庭平均すると、こういうことになるのですね。  今回の値上げに対しては、是非とも上げないでください。という思いを、是非お伝えしたいということです。 ○(三崎委員長) 他に。松本聖司委員。 ○(松本聖司委員) 今日はお忙しいところありがとうございます。松本と申します。何点かお聞きかせください。  最初に、平均所得187万円の話です。議会でもよく出ていますので、京都市の市内を中心とした南部との格差が高いということは皆が承知しているとこなのですが、具体的にこの187万円がどういうところから出てきた数字なのか教えていただけますでしょうか。これが一つです。  二つ目ですが、先ほど接続地域に、加入が出来るような手続きに丁寧な説明をというようなお話をしていただきましたけど、それ以外に、抜本的な対策というようなお話をおしゃっておられるので、もし、こういうことをやってほしいということがありましたら、お聞かせいただけますでしょうか。  後もう一つは、徹底した行財政の無駄を省いて不要不急事業見直しをという、具体的な意見ということになると思うのですが、参考人がお考えになる無駄を省くということが、具体的なご意見やお考えがあったら、もう少し詳しい内容をご説明いただけますでしょうか。以上三点を。 ○(三崎委員長) はい、三点。松村参考人。 ○(松村参考人) 私達はあくまで、生活をしている、女性団体でありまして、専門的なことはわかりませんが、この187万円の所得は、府の統計の中で出されているもので見たので、ありましたね。私が調べたわけではないですが、それは、京丹後市の所得平均ということで認識しています。 ○(三崎委員長) 暫時休憩します。                   午前10時58分 休憩                 午前11時00分 再開 ○(三崎委員長) 松村参考人。 ○(松村参考人) 京都府の資料に基づいて、私は言わせていただきましたので、そんな、議員でもありませんし、詳しいことを自らが調べたわけではありませんので、そこのところはご了解いただきたいと思います。  それから、丁寧な説明と私は言いましたけど、本当に、つなぎたいなと思っている人もあるのですけど、私自身工事が終わって、いつから出来るのだろうねということをずっと言っていたのです。でも、何もなくて、つなげるらしいという感じで、家は訳があって早くしたい、さわりたいことがあったから、この際してしまえというので、市へ問い合わせましたら、出来ますよという返事で、すぐに着工したのですが、ご近所の人も、なら家もしようかなということで、出来るのかなと言う感じだったのです。  だから、もう少しわかりにくいような山や川の地図がついて、ここからここまで供用開始になりましたという広報が峰山でもあったが、そんなものではなくて、例えば、ここの公民館から、お寺までの区間は出来ますよというような丁寧な区域の説明がされたら、もっと接続される人はあるのではないかなというふうには思うのです。そういうことを私は感じていますので、ちょっと言ってしまいました。  それから、不要不急、難しいことを言われるのですけれど、私達も本当に、今、市民が困っているのに、なぜ、生きてゆく故で、水を使えば下水に流れますよね、生活すれば、絶対に下水に行くわけですから、最低の人でも、どんな暮らしをしていてもいるお金のところで、どうしてこんな値上げをするのだろうということが、なかなか納得の出来ないところです。  そしてかたや、この間、森本工業団地も見に行きましたけれども、本当に、あれほどのものが、大きなお金をつぎ込んで造成出来ているのに、そのまま放置されている。こういうことが本当に優先されることだったのだろうかと、怒りがメラメラときましたね。そういうことを市も市長さんも考えてもらわないとだめだけれど、議員皆様にも、今本当に急ぐことなのかということをチェックしていただきたいということを、言いたいなというふうに思っております。 ○(三崎委員長) 松本聖司委員。 ○(松本聖司委員) 私が聞かせていただいた趣旨はですね、主婦の目線で、具体的に要求であったり、無駄な財政を抑制するということで、ご意見があれば頂戴したいなということで聞かせていただいたわけでございます。具体的な話もいただきました。ありがとうございました。 ○(三崎委員長) はい、他に。松本経委員。 ○(松本経委員) 私、松本というものです。同じ松本ですが、私は大宮町の松本です。今日はご苦労様です。  市民、誰でも、公共料金が上がるのは賛成と言う人はいないと思うのです。誰だって安いほうがいいと思いますし、もっと安くならないかと思う人もあると思うのです。実際に公共料金以外でも、お店に売ってある食料品も下がっていくと、安いほうがいいというのは、人間の当たり前の感覚なので、安いほうがいいと思うのですけど、値上げをしないでいただきたいという陳情趣旨は、これを読んで本当にその通りということはよくわかりますし、正直な市民の本当に当たり前の感情だと思うのです。  ただ一方で、市の財政をどうみるかというのが、背中合わせにあるのですけど、合併をして、ある地域では、値段が下がった町もありましたし、逆に上がった町もある中で今の金額があるのですけれど、まず、今の金額そのものが、やむを得ない金額だなというお考えなのか、今の金額そのものが高いという声も実はあるわけですよね。例えば弥栄あたりは、旧弥栄町時代には、資料によりますと30立米の場合には3、000円、月額。今は4,180円ですので、月千円以上、上がったわけですよね。弥栄町の方からすると、今の金額そのものが高いのだという意見もあります。そうすると、値上げどころか値下げをしてという意見弥栄の方からはあってしかるべきなのかなというふうにも思うわけですが、今回は値上げをしないということの陳情なのですけど、今の地域からは値下げをするべきではないかという声も、あったのではないかと思うのです。  今回、新日本婦人の会という団体の中で、いろいろと聞き取りとか、いろいろな声を聞かれた中で、値下げをすべきという意見があったのかなかったのか、そのあたりはどうなのでしょうか。 ○(三崎委員長) 松村参考人。 ○(松村参考人) 具体的に値下げをしてくださいというというのは、私個人は聞いていないです。署名行動をする中で、皆から聞いたわけではないです。私が聞いたものとか、部分的に聞いたものなので、値下げをしてほしいというのは、具体的には、私自身は聞いておりません。  ただ、今が妥当かどうかという点については、水道料金は本当に高いというのが、皆さん水道料は今までずっと払ってきていますよね。だからそれでも、水も高いものなのだな、でも節約しながら暮らしてきている。ところが下水道水道を使っただけと同じ、金額が変わる、単価が変わるだけでというだけで、本当に高いなと思うのです。  だから下水にいかない水も、水道を使えば下水道に跳ね返ってくるのですね。私なんかは知らないものですから、外でいっぱい洗い物をしたり、もちろん洗車をしたり、それから菜園の水撒き、お野菜作りから、果ては公園の花の水やりまでやっていたのです。つないだすぐは本当にびっくりで、一体これはどうしたことなのだ、と思って初めて、ああ、そういうふうに計算するのかと、認識が甘いというか、結構、そういう甘い人達が多いと思うのです。料金の請求がきて初めて、ええっということになって、その人たちの中に風呂水を二、三日は使おうとか絶対に洗濯には風呂水を使うとか、いろんな節約が生まれてきているのです。  だから外のメーターはもう少し説明をして、外で使う水は別に下水道に跳ね返らないようにするようなことは、もっときちんと説明がいただきたいなと思っています。 ○(三崎委員長) 松本経委員。 ○(松本経委員) 近隣の町との比較などの資料はお持ちでいらっしゃるでしょうか。  (「これで見せていただきました。」との声あり)  この関連のことでございます。町によっては、し尿下水料金の計算の仕方が違うので、それ前提に聞きますけれど、町によっては工事大変お金がかかる町があるわけです、大変エリアが広いとか、管が大変な工事になるということで、下水工事をするには大変にお金がかかるということで、町によって料金の差があるということはご存知かと思うのです。  比較表を用い、ということですので、よその町それぞれで、いろいろな料金体系下水道を運営していると思うのですが、先ほど質問とダブルのですが、京丹後市はその中で、この辺の位置かなというのを見られたと思うのですね、今の金額が。よその自治体に比べてどのように思うでしょうか。今のを含めて。先ほどは合併する前の弥栄町とその他の町と違って、市内での金額が妥当かどうかと、お考えを聞いたのですが、今回はよその町と比べて、例えば与謝野町、宮津市、あるいは福知山、南丹という資料をお持ちだと思うのですけど、そのあたりと比べて、どのようにお考えかご意見いただけたら。 ○(三崎委員長) 松村参考人。 ○(松村参考人) 専門家でもありませんし、議員でもありませんので、十分に勉強しておりませんが、この資料は見せていただいておりますが、よそと比べてどうこうということではなくて、私達が今日、陳情させていただいているのは、この町で暮らして、私達の生活から考えて、この値上げは、やっぱり高いです、やめてくださいということを陳情させていただいていますので、そういう、深い質問是非遠慮ください。 ○(三崎委員長) はい。他に。吉岡委員。 ○(吉岡委員) 吉岡です。ご苦労様です。  陳情趣旨の中ほどにあります、所得平均は府の統計という話ですけど、貧困格差が広まっていますとなっておりますけど、この辺の具体的な内容がわかれば。  (「ちょっと、わかりにくい」と声あり)  質問ですか。この陳情趣旨の中に京丹後市の一人当たり平均所得は187万円と府下最低所得水準貧困格差が広まっていますと書かれておられますけど、先ほど所得関係は府の統計ということは言われましたのですけれど、この貧困格差が広まっていますという具体的な事例がありましたら、お尋ねしたいと思いますけど。 ○(三崎委員長) 松村参考人。 ○(松村参考人) 多分、議員皆様のほうがよくご存知だろうと思うのですが、本当に今、丹後では、生きてゆくことが、本当に困難だという人達が確かにいるのです。本当にわずかな年金で、一生懸命暮らしているけど、この先、今は大病していないけど、もし病気をしたらどうなるのだろう、というふうに思って暮らしている人達が、本当に私達の周りにはたくさんおられるのです。  若い人達仕事がない。そういう状況の中で、子育ても大変という状況が続いていますし、非常に一般的な言い方かもしれませんけど、一定量生活水準の高い人達もいることもありますから、そういう格差というふうな言葉を使っていますけれども、こういうふうに貧富の差が広がっている、上はそんなにないかもしれないけれど、底辺が増えているということをお伝えしたいというふうなことです。 ○(三崎委員長) 他にどうぞ。  ありませんか。ないようですので、これで参考人に対する質疑を終了いたします。ご苦労様でした。暫時休憩します。                 午前11時15分 休憩               午前11時18分 再開 三崎委員長 これで本日の委員会を終了いたします。ご苦労様でした。                                  閉会 午前11時19分
    ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。       │ │                                         │ │                    委員長   三崎 政直          │ │                                         │ │                    署名委員  吉岡 豊和          │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘...